ふぁみーゆに来ていただけたら、 陸も船の上も海の中も楽しいこと間違いなしです

マリンサービスふぁみーゆ

インストラクター

新垣 青羽子

Arakaki Sawako

意識していなかった海の綺麗さに気づき、沖縄出身なのにダイビングをしないのは勿体無い!とダイビングを始めました

沖縄出身で海が身近にありましたが、そこに海があるのが当たり前だと思って生活をしていました。
ダイビングを始めたきっかけは、両親に私の将来について相談をしていた時です。私が両親に「若い時何をしていたの?」と聞いたところ、ダイビングショップで働いていたというのを聞き、両親が話す沖縄の海を聞いているうちに、今まで意識することがなかった沖縄の海の綺麗さに目がいくようになりました。そのうち、沖縄に生まれたのにダイビングをやらないのは勿体無い!と思い始めたことが、ダイビングを始めるきっかけになりました。
高校3年生の時、ダイビング専門学校のオープンキャンパスで初めてダイビングを体験をしました。少し潜るだけでサンゴも魚もたくさんいて、こんなに綺麗な海があるんだとすごく感動しました。

新垣 青羽子さん

母のアドバイスから、「お客さんに寄り添う」という初心に立ち帰ることができました

ダイビングを仕事にしようと思ったのは、自分が興味を持ったことを仕事にしたいと思ったのが理由です。きっかけをくれた両親、特に母親とは今でもダイビングの話をします。今日の海で何を見たのかや、仕事のことなど、母もダイビングショップで働いた経験があるのでとても共感し、アドバイスをしてくれます。

例えば、ライセンス指導が立て込んでいた時期に、初めてダイビングをするお客さんに対し、上手なダイバーに見慣れている私は「どうして出来ないんだろう」と思っていた時期がありました。それを母に相談したところ、「初めて海に入るのだから、怖いのは当たり前。もっと初めての人に寄り添ってあげるのがいいんじゃない?」と言われ、初心に戻ることが出来ました。それまでは、指導中に時間がかかると焦ることもあったのですが、そのアドバイスをもらってからは時間が掛かっても、海への恐怖心を取り除いてあげることが一番大事だとお客さんに寄り添うようことができています。母の存在はとても大きいです。

オーナーはショップの中でも一番お客さんとコミュニケーションをとるので、勉強させてもらっています

ふぁみーゆで働き始めたのは、専門学校の時に1ヶ月インターンでお世話になったことがきっかけです。働き出して3年が経ちますが、大変だと感じているのはダイビングポイントを覚えることです。海は目印がなく、方向感覚も無くなりやすいので最初の頃は迷子にならないように常に気を張りながらガイドをしていました。ポイントを覚えないと、お客さんにそのポイントの魅力を紹介できません。どこに何の生物がいて、定着している生物は何なのか、など知らないとコースの設定も出来ず、お客さんから好みのダイビングを聞いても何も応えられません。そのため、他のインストラクターに「このポイントは何がありますか、どこを回ったら面白いですか」「他のポイントとの違いは何ですか」と聞いて特徴を覚えています。
インストラクターになってから一番お世話になっているのは、ショップのオーナーさんです。不安なことをポロッと口にした時も受け止めてくれ、スタッフお客さん境目なくすごく人に寄り添える方です。ショップの中でも一番お客さんとコミュニケーションを取るので、勉強させてもらっています。

新垣 青羽子さん

目標としているインストラクターはお客さんに生物だけではない「海」本来の楽しさを提供することのできる元店長です

ダイビングを仕事にするにあたって、楽しいことはもちろん想像できていました。ただ、自然相手の仕事なので何が起こるか判り得ない。それに対応できる経験が十分ではない分、楽しいことだけではなく苦しいこともあるだろうということも想像していました。そのため、休日に個人的に潜りに行ったり、生き物の名前を覚えたりと勉強をしています。

目標としているダイバーは、ふぁみーゆの元店長です。その方と潜るお客さんは誰でも、いつでも、楽しそうにしていました。例えば、お客さんは水中でカメが見たい、サメが見たいとそれぞれに願望があります。それを叶えてあげられなくても、砂地で潜った時にはフィンを外してマラソンをしたりお客さんをさまざまな方法で楽しませていました。私も海から上がった後お客さんと「何もなかったね」ではなく、生き物以外での海の楽しみ方を提供し「楽しかった」と言ってもらえるガイドをしたいです。

人数を絞ったライセンス講習で、講習生と密にコミュニケーションをとり不安を解消することができます

ショップではライセンス講習に力を入れています。インストラクター1人に対し、講習生は最大2人までなので、個々のペースに合わせて講習を進めることができます。人数を絞ることで、インストラクターと講習生が密接にコミュニケーションを取れることがメリットです。もう一つのメリットとして、ライセンスを取りに来る方は体力や技術面に不安を感じている方が多いので、その不安を知り対処することができる点が挙げられます。もし、1人で4人の講習生を見るとなると、正面の2人にばかり目がいき、均等に対応することができなかったり、2人同時にパニックになると残りの2人は放置になったりと満足な講習ができなくなってしまいます。でも、1対2の講習は強みがあると思います。

新垣 青羽子さん

「スタッフがお客さんを楽しませる」の一方通行だけではなく、「お客さんにスタッフが一緒に楽しませてもらっている」面もあります

ふぁみーゆは、お客さんが帰ってきやすいダイビングショップです。ふぁみーゆにくるお客さんは、お客さん自ら全力でダイビングを楽しもうとしてくれる方が多く、「スタッフがお客さんを楽しませる」の一方通行だけではなく、「お客さんにスタッフが一緒に楽しませてもらっている」面もあります。「ガイドしている」というより、「一緒に潜っている」という感覚です。お客さん同士も仲が良く、日程を合わせてショップに来てくれることもあります。ダイビングはビギナー向けのまったり潜れるポイントに行くことが多いです。特に、慶良間諸島にある「パライソ」というポイントがおすすめです。砂地にあるサンゴがすごく綺麗で、晴れた日は本当に「沖縄の海!」という感じがしてとても気持ちが良いです。
今後も、ショップとしてはお客さんとのネットワークを大事にし、大家族のような暖かいショップでありたいと思っています。

新垣 青羽子さん

ふぁみーゆに来ていただけたら、陸も船の上も海の中も楽しいこと間違いなしです

沖縄出身だからこそ、沖縄県民の方には海に潜らないのは勿体無いと伝えたいです。潜ってみると、当たり前だった海の綺麗さに気付けます。上から眺めるだけでは絶対に分かり得ない綺麗さです。実際に潜った方は、潜る前と後では海が全然違って見えると言ってくれます。
ショップでは慶良間でダイビングをすることが多いのですが、あるインストラクターがハワイやオーストラリアにダイビングに行った時、現地のインストラクターが「日本には慶良間があるのになぜわざわざ海外にきたの?」と言われるくらい、世界的に有名なダイビングポイントです。そんな海が日本にあるのだから、沖縄県の方も県外の方もぜひ一度は潜りに来てほしいです。ふぁみーゆに来ていただけたら、陸も船の上も海の中も、楽しい時間を過ごせること間違いなしです。

DWG編集者

編集後記

ダイビングを始めた時から現在まで、真っ直ぐにダイビングに向き合い続けている新垣さん。綺麗な店内にはどこか暖かさを感じる、居心地の良いショップです。勉強を熱心にし、楽しんでもらいたいと言う新垣さんの言葉からは、心からこのショップに関わるスタッフとお客様を好きなんだなあというのが伝わりました。ぜひ、新垣さんを始めとする素敵なスタッフが勢揃いするふぁみーゆさんに足を運んでみてください。

新垣 青羽子さんが所属する
ダイビングショップ

マリンサービスふぁみーゆ

沖縄本島エリア/那覇市

マリンサービスふぁみーゆ

めんそ~れ!沖縄ダイビングはふぁみーゆで決まり! 笑いあり・感動あり・そして笑いあり! これがfamilleのスタイルです☆ ふぁみーゆはフランス語で"家族"の意味。

めんそ~れ!沖縄ダイビングはふぁみーゆで決まり! 笑いあり・感動あり・そして笑いあり! これがfamilleのスタイルです☆ ふぁみーゆはフランス語で"家族"の意味。