石垣島の全ての魅力を オールブルーで堪能してください
石垣島ツアーガイド All Blue/オールブルー
代表
南 竜三郎
Minami Ryuzaburo
仲間と協力し始めた元ショップが「オールブルー」の原形です
元々アウトドアが好きで、老舗の海人やマリンショップのお手伝いをしていました。もっとスピード感を持ってショップを動かしたいと思い、13年前に仲間と協力し、今とは異なるショップ名でショップオープンしました。その時のメニューがマリンスポーツ、カヤック、シュノーケルなどのアクティビティごとに担当するスタッフが異なるという、現在のショップの形態の原形があります。
有名なマンガから名前を拝借して「オールブルー」と名付けました
アクティビティによって担当するスタッフが異なる、という形式がうまく軌道に乗り始めた段階で、別の仕事に集中するためにショップの運営をスタッフに一任しました。しかしある時、ショップでの人間関係の問題を受けて経営から離れることになってしまいました。
ただ、その後のショップの経営が芳しくなく、このままだと目指すショップの姿から離れたものになってしまう、という危機感から再びショップのオーナーとして指揮をとることを決意します。新たに「オールブルー」と改名し、基本的なことを一から見直して、作り直しています。「オールブルー」という名前は、有名な海賊マンガから「海といったらこれしかない」という友人の意見に納得し、この名前を拝借しました。
石垣島の魅力を海以外でも感じて欲しいので、陸のメニューも豊富です
オールブルーを立ち上げて10年が経ちました。始めた当初は、シュノーケリングがメインのショップでした。そのうちシュノーケリングだけではなく違うメニューも入れて刺激を入れようということで、ダイビングや山登りなどのメニューを増やしていきました。海が荒れているときでも、楽しめるアクティビティを組み込んでいます。石垣島は、海だけでなく色々な魅力がたくさんあります。それをお客様には知って欲しいというのも理由の一つです。
環境省や市の方々と一緒になってルールの策定などにも取り組んでいます
今他ショップさんでも使用しているメジャーな海や陸のツアールートの中には、僕が開拓したルートもいくつかあります。最近では、ずっと封印していた自然の鍾乳洞ケイビングのツアーをメニューとして解放しました。封印していたのは、ルートがメジャーになって人がたくさんきてしまうと環境問題や駐車場の問題に発展する可能性があるからです。自然は誰のものでもありません。環境省や市、地元の方々と話し合いながらルールづくりにも取り組んでいます。組合を作ろうということにも挑戦していますが、「不自由になる」と思っている方もいてなかなかうまく進みません。しかしルールもなく現在の状況や問題を放っておくと、自由だと思っていたことがいつの間にか不自由になり、どんどん不利になり地域価値が下がります。そのようなことを防ぐという意味でもルールの策定は必要だと考えています。
スタッフのファンになってリピーターになってくださるお客様も多いです
スタッフは仕事だけではなく個人の時間やプライバシーを持って、島ライフを楽しんでいる方が多いです。スタッフ同士の仲も良く、スタッフのファンになってリピートしてくれるお客様も少なくありません。幅広い年代の方がお客様になってくれるので、あの時の子供がこんなに成長したよ、と会いに来てくれる方もいます。お客様が「仲間」のようになっていくことは嬉しいですよね。
秘密基地のようなショップにぜひ遊びに来てください
マリンスポーツは「若い」というイメージがあると思います。それは、歳を重ねた時のスタッフに対するアフターフォローが十分ではないというのも原因だと考えていて、この現状を少しでも良くしたいと考えています。どうすればスタッフが未来をよく思い、ショップに対して協力したいと思える環境と考えを芽生えさせられるか、というのを常に試行錯誤しています。ダイビングだけではない、石垣島の魅力を「オールブルー」のスタッフ一同で皆さんに提供できたらと思っています。秘密基地のようなショップに是非遊びに来てください。
編集後記
ショップのスタイルや仕組みなど、前衛的な取り組みを続けるオーナーの南さん。色々なことに挑戦されており、まさに冒険心を感じることのできるショップ空間でした。メニューはおっしゃる通り、石垣島の魅力をグッと集めたようなもの。海に陸、美味しい料理や体験など、何か石垣島での楽しいことを求めている方なら、オールブルーさんに訪問すれば間違いなしです！
