指導団体

CMAS

CMASのイメージ

CMASは日本より世界ではとてもメジャーなスキューバダイビングの指導団体です。フランス語のConfederation Mondiale des Activites Subaquatares の略で(英語ではworld underwater federation)で直訳すると世界水中連盟といいます。世界118カ国が加盟する国際機関で、水中活動の国連ともいうべき非政府の組織です。 フランスを発祥とする団体であり、フランスでは、第二次世界大戦中に水中活動への取組みが発展していきました。 この流れを受けて、スクーバダイビングの国際交流の場としてCMASが生まれ、フランスに本部が設置されました。 スクーバダイビングはもちろんのこと、水中乗物、水中設備、水中科学など、水中活動のあらゆる面での活動を進めているのがCMAS。1986年には国際オリンピック委員会に加盟し、1988年にはユネスコとともに「科学ダイバーマニュアル」を作成するなど、水中活動の世界基準を設けています。現在、全世界に13,500ヵ所のダイビングサービス・ネットワークを誇り、現在までに輩出したダイバーの数は700万人にものぼります。CMASの標準というわけではありませんが、CMAS加盟ショップの中にはISOに準拠したカリキュラムを提供しているショップがあります。 ISO(国際標準規格)は、ダイビングライセンスの講習について定められた国際的な基準。これに適合するカリキュラムであれば、ダイビングに必要な知識やスキルがしっかりと身に着くことは間違いありません。